目次
- 1| この記事でわかること
- 2| 全体像: 準備は「試合→チケット→飛行機」の順番
- 3| 【体験談】日程変更に対応できるスケジューリングをしよう
- 4| Step 1: 観戦する時期と都市を決める(6〜4ヶ月前)
- 4-1| シーズンの基本
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- 4-2| 都市の選び方
- 4-3| この段階でやること
- 5| Step 2: 観たい試合とクラブを絞る(4〜3ヶ月前)
- 5-1| クラブによってチケットの難易度がまったく違う
- 5-2| 日本人選手から選ぶ
- 6| Step 3: チケットを公式ルートで確保する(3〜2ヶ月前)
- 6-1| 公式ルートの基本は3つ
- 6-2| 非公認の転売サイトは使わない
- 6-3| この段階でやること
- 7| Step 4: 航空券とホテルを取る(チケット購入後推奨)
- 7-1| チケット購入後を推奨する理由
- 7-2| 泊まるエリアの考え方
- 8| 運営者のワンポイントアドバイス
- 9| Step 5: 出発前の最終準備(1ヶ月前〜当日)
- 9-1| 渡航手続き
- 9-2| スタジアムの持ち物ルールを確認する
- 9-3| 試合当日のポイント
- 10| 費用の目安
- 11| 初心者がやりがちな失敗
- 12| よくある質問
- 13| 次に読む
更新日: 2026-07-19 / 最終確認日: 2026-07-09
「プレミアリーグを現地で観たい」と思っても、チケットはどうやって買うのか、いくらかかるのか、英語ができなくても大丈夫なのかと、疑問が次々に浮かびます。
この記事では、プレミアリーグを初めて現地観戦する人向けに、準備を5つのステップで解説します。順番を間違えると「航空券を取ったのにチケットが取れない」「試合日程が変わって観られない」といった失敗につながるため、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 初めてのプレミアリーグ現地観戦で準備する順番
- チケットを航空券より先に確認すべき理由
- 公式ルートでチケットを探す方法
- 航空券・ホテルを取るタイミング
- 出発前に必要なETA取得、持ち物、当日の流れ
全体像: 準備は「試合→チケット→飛行機」の順番
おすすめの手順は次のとおりです。
- 観戦する時期と都市を決める(6〜4ヶ月前)
- 観たい試合とクラブを絞る(4〜3ヶ月前)
- チケットを公式ルートで確保する(3〜2ヶ月前)
- 航空券とホテルを取る(チケットの目処が立ってから)
- 出発前の最終準備をする(1ヶ月前〜当日)
準備の順番は、航空券よりチケットの方が先です。プレミアリーグの試合はテレビ放送の都合で開催日・キックオフ時刻が後から変更されることが珍しくなく、人気クラブや注目カードでは一般販売まで十分な席が残らないことがあります。「観たい試合が観られる目処」を立ててから、飛行機とホテルを押さえるのが鉄則です。
【体験談】日程変更に対応できるスケジューリングをしよう
25-26シーズン第19節のリバプールvsリーズを現地観戦した際、航空券とチケットの購入後に、試合日程が2日後ろに変更されました。1日前後の変更は想定していましたが、2日変わると、イギリス到着後のスケジュールをかなり調整する必要がありました。ただし、次の準備をしていたため、試合日程に合わせて柔軟にスケジュールを変更できました。
- 4日間イギリスに滞在する比較的余裕をもったスケジュールだったこと
- 日程変更に対応できる変更・キャンセル可能なホテルの予約をしていたこと
「試合日程の変更はある」という前提のもとで、スケジュールを組むことが重要です。
この経験を踏まえ、まずは日程変更を吸収しやすい時期と都市を決めるところから始めます。
Step 1: 観戦する時期と都市を決める(6〜4ヶ月前)
シーズンの基本
プレミアリーグのシーズンは8月中旬から翌年5月下旬までです。20クラブが全38節を戦い、試合は主に週末(土日)、カップ戦のある週は週半ば(火曜・水曜の夜)に開催されます。6月〜8月上旬はオフシーズンです。
全日程は例年6月中旬頃にプレミアリーグ公式サイトで発表されます。ただしこの時点の日程は確定ではなく、放送スケジュールの決定に伴って開催日・時刻が数週間前に変更されることがあります。
日程変更はプレミアリーグ公式、各クラブのWEBサイトやSNSで発表されます。例として、Premier League公式の日程変更案内を確認してください。
そのため旅行の計画は「この週末に行けばどこかの試合が観られる」という組み方にしておくと、変更に強くなります。
都市の選び方
初めてなら、1つの都市に滞在して観戦するプランが安全です。イングランドは鉄道・バスのインフラが整備されているため、1つの都市を拠点に、複数の試合やスタジアムツアーを回ることもできます。
| 都市 | 本拠地を置く主なクラブ | 特徴 |
|---|---|---|
| ロンドン | アーセナル、チェルシー、トッテナム、ウェストハム、フルアム、クリスタル・パレスなど | クラブ数が最多。同じ週末に複数の試合が行われることが多く、日程変更にも代替が利きやすい |
| リバプール | リバプール、エバートン | ロンドンから鉄道で約2時間 |
| マンチェスター | マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ | 2大クラブの街。ロンドンから鉄道で約2時間 |
| ブライトン | ブライトン | ロンドンから日帰り圏(鉄道で約1時間) |
観る試合がまだ決まっていない場合は、選択肢の多いロンドン/マンチェスター滞在が第一候補です。バーミンガムも、イギリス国内を移動する拠点として利便性の高い都市です。都市ごとの具体的な回り方は都市別モデルコースで解説しています。
この段階でやること
- パスポートの残存有効期間を確認する(英国入国には滞在期間をカバーする有効なパスポートが必要)
- 会社員なら休暇の候補週を2〜3個確保しておく(日程変更リスクへの備え)
Step 2: 観たい試合とクラブを絞る(4〜3ヶ月前)
クラブによってチケットの難易度がまったく違う
ここが日本のスポーツ観戦と最も違う点です。プレミアリーグのチケットは、クラブと対戦カードによって入手の難易度が大きく異なります。
- 難易度が高い例: リバプール、アーセナルなどの人気クラブや注目カードでは、メンバーシップ向け販売で多くの席が埋まり、一般販売まで十分な席が残らないことがあります
- 比較的入手しやすい例: 中位以下のクラブのホームゲームや、平日開催の試合は席が残ることがあります。また高価になりますが、食事やラウンジ付きのホスピタリティチケットであれば、メンバーシップに加入していなくても比較的容易に購入できます
- ビッグマッチ: ダービーや優勝争いに絡むカードは、どのクラブでも難易度が跳ね上がります
「絶対にこの試合を観たい」と1試合に絞るほど難易度は上がります。初めてなら、候補の試合を同じ滞在期間内で2〜3試合挙げておき、取れた試合を観るという考え方が現実的です。
日本人選手から選ぶ
「日本人選手を現地で見たい」場合は、所属クラブのホームゲームが候補になります。各選手の所属クラブと観戦ガイドは日本人選手を現地で見るにまとめています。なお、チケットを取っても選手の出場が保証されるわけではない点は理解しておきましょう。
Step 3: チケットを公式ルートで確保する(3〜2ヶ月前)
公式ルートの基本は3つ
プレミアリーグのチケットは、原則として各クラブの公式サイトから直接購入します。主なルートは次の3つです。
| ルート | 概要 | 向いている人 |
|---|---|---|
| メンバーシップ販売 | クラブの有料会員(年会費制)になり、先行販売や抽選に参加する | 観たいクラブが決まっている人。人気クラブでは事実上の必須ルート |
| 公式リセール | 行けなくなったシーズンチケットホルダーの席が公式サイト上で再販売される仕組み | 販売開始後もこまめにチェックできる人 |
| ホスピタリティチケット | 食事やラウンジ付きの観戦パッケージ。価格は高いが、会員でなくても購入できることが多い | 予算に余裕があり、確保しやすさを優先したい人 |
会員登録から販売スケジュールまでクラブごとにルールが異なるため、詳しくはクラブ別のチケット購入ガイドで確認してください。
非公認の転売サイトは使わない
検索すると日本語で買える転売仲介サイトが多数出てきますが、プレミアリーグ公式は非公認ルートで購入したチケットのリスク(偽チケット、入場拒否、キャンセル、個人情報の流出など)を明確に警告しており、非公認チケットサイトの一覧も公開しています。定価より大幅に高いうえに入場できない可能性がある以上、非公認ルートはおすすめしません。
クラブ公式サイトに掲載されていない販売元や、SNS・個人間取引での購入は避け、必ずクラブ公式またはクラブが案内する正規ルートを確認してください。
この段階でやること
- 観たいクラブのメンバーシップに加入する(販売参加の前提条件になっていることが多い)
- 販売スケジュール(会員先行→一般の順で段階販売されるのが一般的)をクラブ公式サイトで確認する
- 取れなかった場合の代替試合を決めておく
Step 4: 航空券とホテルを取る(チケット購入後推奨)
チケット購入後を推奨する理由
チケット確保前に変更不可の格安航空券を取ってしまうと、日程変更で観戦自体ができなくなるリスクがあります。
- 航空券は、チケット確保後か、少なくとも購入できる見通しが立ってから取る
- ホテルはキャンセル無料のプランで早めに仮押さえし、試合日程確定後に調整する
泊まるエリアの考え方
立地にもよりますが、スタジアムの近くよりも、市内中心部の交通の便が良いエリアに泊まるのが基本です。プレミアリーグのスタジアムは市街地から離れていることが多く、試合後は数万人が一斉に移動します。中心部に宿を取り、地下鉄や鉄道でスタジアムへ向かうほうが、観光との両立もしやすくなります。スタジアムごとのアクセスと周辺事情はスタジアム観戦ガイドで個別に解説しています。
Step 5: 出発前の最終準備(1ヶ月前〜当日)
渡航手続き
- ETA(電子渡航認証): 日本国籍の場合、観光目的の英国入国には事前にETAの取得が必要です(2025年から適用)。オンラインまたはUK ETA appで申請でき、申請費用は£20です。通常は短期間で結果が届きますが、最大3営業日かかる場合があるため、出発直前ではなく余裕を持って申請してください。申請は必ず英国政府公式サイトから行ってください: GOV.UK - Electronic Travel Authorisation
- 海外旅行保険への加入もこのタイミングで済ませます
スタジアムの持ち物ルールを確認する
多くのスタジアムでは大きな荷物(バッグ)の持ち込みが制限されています。バッグのサイズ上限や持ち込み可否はクラブ・スタジアムごとに異なります。小さなバッグでも制限対象になる場合があるため、荷物はできるだけホテルに置き、観戦前にクラブ公式サイトのバッグポリシーを確認してください。
試合当日のポイント
- キックオフ2時間前にはスタジアム最寄り駅に着くように移動する(試合直前は駅も入場ゲートも混雑します)
- 入場時はチケット(多くのクラブでスマホのデジタルチケット)と手荷物検査あり
- スタジアム内はクレカのタッチ決済が主流。タッチ決済対応のクレジットカードを用意しておく
- 試合終了後は駅が非常に混雑するため、時間に余裕のある行程にしておく
参考: 現地15:00キックオフは日本時間23:00(夏時間)〜24:00(冬時間)開始に相当します。
費用の目安
以下は「最低価格」ではなく、東京発・ロンドン3泊5日・1試合観戦を想定した概算です。人気カード、為替、予約時期、ホスピタリティ利用の有無によって大きく変動します。
| 項目 | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 往復航空券(直行・エコノミー) | 18〜30万円 | 乗継便なら安くなる。学校休暇期・年末年始は高騰 |
| ホテル(3泊) | 6〜12万円 | ロンドン中心部のミドルクラスで1泊2〜4万円 |
| 観戦チケット(一般席) | 1〜2.5万円 | クラブ・席種・販売ルートによる。ホスピタリティチケットは一般席より高額 |
| 市内交通・空港移動 | 1〜2万円 | ほとんどの鉄道・バスはタッチ決済のカードで乗車可能 |
| 食費・雑費 | 3〜5万円 | 物価は東京より高め |
| 合計 | 約30〜50万円 | 条件によって大きく変動 |
費用の内訳と節約の考え方は観戦費用ガイドで詳しく解説しています。予算を立てる際の参考にしてください。
初心者がやりがちな失敗
- 先に航空券を取ってしまう → 日程変更で見たい試合が観られなくなる。チケットを先に手配するほうがよい
- 非公認の転売サイトで買ってしまう → 高額なうえ、入場できないリスクがある。公式・公認ルートのみ使いましょう
- 大きなバッグでスタジアムに行く → 持ち込み制限で入場に手間取る。基本的に荷物はホテルに置いていきましょう
- 試合後の移動を甘く見る → 数万人が一斉に帰る。当日夜の予定は詰め込まないようにする
よくある質問
Q. 英語ができなくても観戦できますか? A. できます。チケット購入はオンラインで完結し、当日もチケット提示と手荷物検査が中心です。中学校レベルの英単語と翻訳アプリがあれば十分対応できます。
Q. チケットはいつから準備すればいいですか? A. 観戦の3〜4ヶ月前にはクラブのメンバーシップ加入と販売スケジュールの確認を始めるのが目安です。人気クラブほど早めの準備が必要です。
Q. 試合の日程が変わることは本当にあるのですか? A. あります。テレビ放送の対象試合が決まる際に、開催日が前後したりキックオフ時刻が変わったりします。変更は通常数週間前までに発表されるため、直前に必ず公式サイトで確認してください。
Q. 子ども連れでも観戦できますか? A. できます。ただし席種によって年齢制限がある場合があるため、購入時に確認してください。
Q. 1人でも安全に観戦できますか? A. スタジアム内と周辺は警備が行き届いており、1人観戦の旅行者も珍しくありません。夜間の裏通りを避ける、貴重品を分散するなど、一般的な海外旅行の注意で十分です。
次に読む
- クラブ別チケット購入ガイド — 観たいクラブが決まったら最初に読む
- スタジアム観戦ガイド — アクセス・座席・当日の流れをスタジアム別に
- アンフィールド現地観戦ガイド — リバプール観戦を考える人向けの詳細ガイド
- 観戦費用ガイド — 予算の立て方と内訳
- 都市別モデルコース — ロンドン・リバプール・マンチェスターの回り方
- 日本人選手を現地で見る — 選手から観戦プランを組む
注意事項: 本記事の販売条件・価格・渡航手続きは2026年時点の情報です。チケットの販売方法はシーズンごとに変わるため、購入前に必ず各クラブの公式サイトとプレミアリーグ公式チケットページで最新情報を確認してください。Football Freaksはチケットの販売・仲介は行っていません。