アンフィールドの座席・スタンドの選び方完全ガイド【2026-27シーズン版】

アンフィールド4つのスタンドを徹底解説。The Kop、Main Stand、Sir Kenny Dalglish Stand、Anfield Road Endの特徴、目的別おすすめ、視界制限席、アウェイ席まで2026-27シーズン版でまとめました。

この記事でわかること

  • アンフィールド4つのスタンドの特徴と雰囲気の違い
  • 「熱狂を味わいたい」「初めてで見やすい席がいい」など目的別のおすすめ
  • 避けたほうがいい視界制限席(Restricted View)の場所
  • アウェイ(ビジター)席はどこか、日本人サポーターが座る場所の考え方

アンフィールドは座る場所によって体験がまったく変わるスタジアムです。同じ試合でも、熱狂の中心で立ちっぱなしで歌うか、落ち着いてピッチ全体を眺めるかは席次第。収容人数は約61,276席(2024年のアンフィールド・ロード拡張後)で、ピッチを囲む4つのスタンドそれぞれに明確な個性があります。チケットが取りにくい以上、選べる余地は限られますが、エリアの違いを知っておけば、手に入った席を最大限楽しめます。

まず全体像:4つのスタンド

スタンド構造雰囲気こんな人に
The Kop1層最も熱狂的・歌の中心一体感・最高の雰囲気を味わいたい
Main Stand3層視界良好・設備充実初めて・ピッチ全体を見たい
Sir Kenny Dalglish Stand2層落ち着いた・家族向けゆったり戦術的に観たい
Anfield Road End2層新しい・躍動的(アウェイ席あり)新設備・家族ゾーン希望

各スタンドはいずれもピッチに近接しているため、どこに座っても雰囲気と臨場感は十分に味わえます。そのうえで、エリアごとの違いを見ていきましょう。

① The Kop(コップ)— アンフィールドの心臓

世界で最も有名なスタンドのひとつ。リバプールの最も情熱的なサポーターが集まる1層スタンドで、「12人目の選手」とも称されます。試合前の「You’ll Never Walk Alone」が最も大きく歌われるのもここ。リバプールは後半、このKop方向に攻めます。

  • 雰囲気:90分間ほぼ歌いっぱなし・立ちっぱなしになる覚悟が必要。ここでしか味わえない一体感がある
  • おすすめブロック:視界と雰囲気のバランスでは204〜206が定番の好評価。前方の104〜106はピッチに近く臨場感抜群
  • 注意:かなり急勾配で通路も狭く、エレベーター等のアクセスは限られる。最前列付近はゴールで視界が遮られることがある

「とにかくアンフィールドの熱狂を体感したい」人にとっては、第一候補のスタンドです。

② Main Stand(メインスタンド)— 最大かつ視界良好

スタジアム最大のスタンドで、3層構造・2万席超。監督・選手のdugout(ベンチ)、選手用トンネル、ディレクターズボックス、記者席もここにあります。2016年の再開発で柱がなくなり、視界の良さは随一

  • おすすめ:初めての観戦ならMain Stand Lower(下層)が見やすく落ち着いて観戦できる。パノラマでピッチ全体を眺めたいならUpper(上層)
  • dugout至近:L5・L6ブロックはベンチ脇でタッチライン際の臨場感
  • ホスピタリティ:Anfield Beat Loungeなど、食事付きで席を確保しやすいラウンジが併設

テレビで見慣れたアングルで、快適な座席でじっくり観たい人に向いています。初めての海外サッカー観戦にも安心の選択肢です。

③ Sir Kenny Dalglish Stand(サー・ケニー・ダルグリッシュ・スタンド)

旧Centenary Stand。2017年にクラブの伝説、ケニー・ダルグリッシュにちなんで改称された2層スタンドです。

  • 雰囲気:比較的落ち着いており、家族連れにも向く
  • 視界:ピッチを横から広く見渡せ、戦術的に試合を観たい人に好適
  • Kopほどの激しさは求めないが、良い視界と快適さが欲しい人にバランスの良い選択

④ Anfield Road End(アンフィールド・ロード・エンド)— 最新スタンド

2024年の拡張で約7,000席を増設した、最も新しい2層スタンド。アウェイ(ビジター)サポーターが座るのもこのスタンドです。

  • アウェイ席:下層のコーナー寄りに約3,000人規模。大量動員のカップ戦などでは下層全体がアウェイになることも
  • 雰囲気:アウェイ席が近いため、躍動的で時に緊張感のある雰囲気。リバプールは前半このゴールに攻める
  • 設備:近代的なコンコース、地下のファンゾーン、Brodies Bar・Founders Loungeなどの新ホスピタリティ。家族ゾーンもあり、ファミリーでの観戦に向く

目的別おすすめ早見表

目的おすすめひとこと
最高の熱狂・一体感The Kop(204-206)歌の中心。立ちっぱなし覚悟
初めて・見やすさ重視Main Stand Lower落ち着いて全体を観られる
ピッチ全体のパノラマMain Stand Upper戦術が一番よく見える
家族・ゆったりSir Kenny Dalglish / Anfield Road家族ゾーン落ち着いた雰囲気
ダービー等の躍動感Anfield Road Endアウェイ席が近く独特の空気

注意:避けたほうがいい「視界制限席」

アンフィールドは歴史ある古いスタジアムゆえ、一部に視界が制限される席(Restricted View)があります。

  • Kopの102・108・109:両隣のスタンドに視界の一部を遮られる
  • Anfield Road下層の最後方:見え方に難があるとされる席がある
  • 各スタンド最前列付近:ゴールやピッチ際で一部が見えにくいことがある

チケット購入時に座席表でブロック番号を確認し、Restricted Viewの表記がないかチェックしましょう。とはいえ、リバプールはチケット自体が取りにくいため、席を細かく選べないことも多いのが実情です。

アウェイ席について(日本人サポーターの座る場所)

アウェイチームを応援する場合を除き、Kopやメインスタンドなどリバプール側のスタンドでアウェイチームを応援するのはNGです(トラブルの元になります)。リバプールを応援する、あるいは中立的に観戦するなら、リバプール側スタンドのチケットを選びましょう。アウェイチームのファンとして行く場合のみ、Anfield Road Endのビジター割当を確保します。

よくある質問(FAQ)

Q. 一番雰囲気が良い席はどこですか?
A. The Kopが最も熱狂的で、「You’ll Never Walk Alone」も最も大きく歌われます。視界と雰囲気のバランスでは204〜206ブロックが定番の好評価です。

Q. 初めてでも見やすい席は?
A. Main Stand Lowerがおすすめです。視界が良く、Kopほどの激しさがなく落ち着いて観戦できます。

Q. 家族で観るのに向いた席は?
A. Sir Kenny Dalglish StandAnfield Road Endの家族ゾーンが、落ち着いた雰囲気で家族向けです。

Q. アウェイ席はどこですか?
A. Anfield Road Endの下層コーナー寄りです。リバプール側のスタンドでアウェイチームを応援するのは避けてください。

Q. 席は自分で選べますか?
A. チケット自体が取りにくいため、選べる余地は限られます。購入できる席が出たら、視界制限(Restricted View)表記だけ確認して確保するのが現実的です。

まとめ

アンフィールドは、熱狂のKop・視界のMain Stand・落ち着きのSir Kenny Dalglish・躍動のAnfield Roadと、スタンドごとに明確な個性があります。初めてなら見やすいMain Stand Lower、雰囲気最優先ならKop。自分が何を一番味わいたいかで選ぶのが正解です。ただし席を細かく選べないことも多いので、取れた席を楽しむ気持ちも大切です。

チケットの取り方や当日の動き方など観戦準備の全体像は、リバプール現地観戦ガイドTOPにまとめています。まだチケットを確保していない方はチケットの取り方から、当日の持ち物や入場の流れは試合当日マニュアルをご覧ください。

最終更新:2026年6月 / 2026-27シーズン情報をもとに執筆
スタンド構成・座席区分は変更されることがあります。座席の詳細は購入時にLiverpool FC公式の座席表で確認してください。